🎃かぼちゃの品種変化と自然の仕組み

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移住前に先輩から譲り受けた白皮砂糖かぼちゃの種も毎年実り、今年も豊作だ。

当初は丸かったが、2年目からヘチマと交配したのか細長い形も出るようになった。
3年目の今年も丸型と細長い型ができているが、味は変わらず白皮砂糖かぼちゃの味だ。

細長い方が切るのが楽で良い。

毎年種が繋がり、秋に実ってくれるのは嬉しい。
畑のあちこちにツルが伸び、カボチャも実っている。
昨年捨てた種からも育ち、保存して植えた種からも育っている。

面白いのは、捨てた種が何百とあるのに、芽を出すのは数個だけという点だ。
他の種は土の中で温存し、条件が整うのを待っているのだろう。
雑草も同じように、芽を出す順番や条件があるに違いない。

毎年芽が出て育つ、土の中には多くの種があり、条件が整うと発芽する。
この自然の仕組みは不思議で面白い。
一つの種から何百もの種ができ、それが何年、何十年、時には何百年後に発芽する。

ツタンカーメンの豆(3000年後に発芽した)の話が、種の持つ驚異的な保存力と生命力を物語っている。

🌟種採り(採種)への展望

固定種のジューヌドゥ黄人参を栽培しているということは、今回の成功は今後の野菜作りに大きな意味を持つ。

  • 人参は二年草です。今年は立派な根(人参本体)を収穫できますが、種を採るためには、その中から特に形の良いものを選び、翌年まで畑で越冬させて花を咲かせる必要がある。
  • この花から種を採取し、次の世代へと命をつなげていくことになる

種をつなげて栽培する、これがいちから古民家の野菜作りの基本だ。

自然は人間が破壊してもすぐに復元する力を持っているが、人間はちっぽけな存在だ。
そのちっぽけな存在が見栄や欲望によって自然を破壊し、争いを起こすのは、自然相手に野菜を作っていると本当にバカバカしく感じてくる。

争いのない縄文時代のような、物々交換で生きていく時代がまた来ないかと願ってしまう。

菌ちゃん農法で作っている野菜

「いちから古民家」は自然農法的な菌ちゃん農法で作っています。
収穫した野菜は安心・安全の無農薬、化学肥料などを使用していません。

菌ちゃん農法は、自然の仕組みを利用した農法で、糸状菌を増やして育てる農法です。
高畝を作るのですが、畝の中には選定した木、竹、籾殻などを埋め、畝の上には枯れ葉、草刈りした時の乾燥した草を畝の上に置いてマルチをかけます。

こうすることにより、野菜を育てる三大栄養素が自然に作られるのです。
野菜の三大栄養素は、窒素、リン酸、カリウムです。

埋めた木や竹に糸状菌が発生し増えていきます。
糸状菌は、植物と共生して土壌からリン酸を吸収し植物に供給します。

糸状菌と窒素固定菌は、一般的に共生関係にあり、窒素固定菌は空気中の窒素を植物が利用できる形に変換し、糸状菌はこれと共生して窒素分を植物に供給していきます。

刈った雑草や枯れ葉には沢山のカリウムが含まれていますので、畝の上に置くことにより菌に食べられてカリウムが土に沢山含まれていきます。

この自然の仕組みを利用することにより、窒素、リン酸、カリウムが出来ますので、肥料が必要無くなるのです。

暫定した木、枯れ葉、雑草などは今まではゴミとして焼却したりしていたのですが、これらは全て野菜作りのお宝になったということです。

この仕組みで作った野菜は自然のエネルギーをたっぷりと吸収していますので、虫に食われにくい、甘みが増す、野菜本来のエネルギーが高い野菜となります。

肥料は高騰しているし、化学肥料を使用するとそのときは野菜が成長しやすいけれど土は劣化していってしまう、化学肥料を使用すると虫がよってきやすくなるので農薬を使用する、野菜に必要な菌も死滅しさらに土が劣化していくという負のスパイラルになっていくのが現代の農業です。

菌ちゃん農法で土が生き返り、ふかふかの土へと変わっていくので、マルチが必要なくなっていくようです。
山の土がふかふかなのは、自然のリサイクルと菌によって作られた土、菌ちゃん農法は山の土を目指している農法です。

「いちから古民家」は菌ちゃん農法で育てた、自然たっぷりの野菜を提供していきます。

2026年4月以降から、野菜の販売を行う予定です。

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