ようやく、今年のリースが完成した。

実はこのリース、材料はすべて「我が家の土地」にあるものだけで作っている。

色鮮やかな赤い実

瑞々しい針葉樹のグリーン
すべてこの場所で育ち、私と一緒に季節を越えてきたものばかり。
市販の整った美しさも素敵だけれど、自分の庭にハサミを持って入り、その日の風を感じながら「どれを編み込もうか」と枝を選ぶ時間は、何にも代えがたい贅沢なひととき。
指先に残る、清々しい森の香りと少しの土の匂い。
蔓を丸め、実を添えていくうちに、この土地が持つ豊かな生命力が形になっていくような、不思議な高揚感に包まれた。
「買ってくる」のではなく「見つけ出し、仕立てる」。
足元にある豊かさに気づき、それを暮らしの彩りに変えることが、今の私にとって一番の心の充足かもしれない。
玄関に飾ると、家全体が冬の澄んだ空気と生命力で満たされたような気がする。
わざわざどこかへ出かけなくても、最高の宝物はすぐそばにある。
そんなこの土地との暮らしを、念願の手作りリースを見ていると改めて愛おしく感じる。

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