ご近所さんのご実家に、今年も立派な渋柿がたわわに実っている。
一週間ほど前に「渋柿が欲しいなら採っていって」と声をかけてもらい、ありがたく40個ほど収穫させてもらった。
全て干し柿にして吊るしたところ、まだ吊るす場所に余裕がある。
そこで、「もっともらってもいいかな?」と聞いてみたら、快く「良いよ」との返事。
第2弾の大量収穫へと向かい、沢山収穫してきたので2日がかりで干し柿作りを行うことになった。
干す作業に取り掛かる前に、ふとYouTubeで5年前に投稿された干し柿作りの動画が目に留まり、何気なく見てみたくなった。
その内容は、干し柿の命とも言える「殺菌」に何が一番いいのかという、まさにプロの技術に関わるものだった。
YouTubeっていつもこういう感じでお知らせしてくれる。
ありがたいツールだ。
殺菌方法にはお湯、アルコール、そしてプロも使う硫黄がある。
硫黄燻煙はタンニンが黒くなりづらく、美しい柿色の干し柿ができるということだ。
一般的にはお湯かアルコールだが、これらは黒ずみやすい。
動画では、その中でも「お湯+アルコール」の複合殺菌が最も綺麗に仕上がるという実験結果が出ていた。
2種類の消毒を行うことで、黒ずみを防ぎやすくなるようだ。
今回の干し柿作りでは、早速この新しい殺菌方法を採用した。

2週間前の第1弾はすでにお湯のみで少し黒ずんでいる感じだったので、遅いかもしれないけれど、慌ててアルコールを噴霧しておいた。
これで市販品のようなプロっぽい干し柿ができれば、来年カフェを経営する際にも自信を持って提供できるだろう。
手作りのものがプロの技術レベルに近づけば、販売したり、本格的なデザートとして出したりできる。

手作りの品々でゲストをもてなすことが夢だから、これからも色々な技術を貪欲に習得していきたいと思っている。
菌ちゃん農法で作っている野菜
「いちから古民家」は自然農法的な菌ちゃん農法で作っています。
収穫した野菜は安心・安全の無農薬、化学肥料などを使用していません。
菌ちゃん農法は、自然の仕組みを利用した農法で、糸状菌を増やして育てる農法です。
高畝を作るのですが、畝の中には選定した木、竹、籾殻などを埋め、畝の上には枯れ葉、草刈りした時の乾燥した草を畝の上に置いてマルチをかけます。

こうすることにより、野菜を育てる三大栄養素が自然に作られるのです。
野菜の三大栄養素は、窒素、リン酸、カリウムです。
埋めた木や竹に糸状菌が発生し増えていきます。
糸状菌は、植物と共生して土壌からリン酸を吸収し植物に供給します。
糸状菌と窒素固定菌は、一般的に共生関係にあり、窒素固定菌は空気中の窒素を植物が利用できる形に変換し、糸状菌はこれと共生して窒素分を植物に供給していきます。
刈った雑草や枯れ葉には沢山のカリウムが含まれていますので、畝の上に置くことにより菌に食べられてカリウムが土に沢山含まれていきます。
この自然の仕組みを利用することにより、窒素、リン酸、カリウムが出来ますので、肥料が必要無くなるのです。
暫定した木、枯れ葉、雑草などは今まではゴミとして焼却したりしていたのですが、これらは全て野菜作りのお宝になったということです。


この仕組みで作った野菜は自然のエネルギーをたっぷりと吸収していますので、虫に食われにくい、甘みが増す、野菜本来のエネルギーが高い野菜となります。
肥料は高騰しているし、化学肥料を使用するとそのときは野菜が成長しやすいけれど土は劣化していってしまう、化学肥料を使用すると虫がよってきやすくなるので農薬を使用する、野菜に必要な菌も死滅しさらに土が劣化していくという負のスパイラルになっていくのが現代の農業です。
菌ちゃん農法で土が生き返り、ふかふかの土へと変わっていくので、マルチが必要なくなっていくようです。
山の土がふかふかなのは、自然のリサイクルと菌によって作られた土、菌ちゃん農法は山の土を目指している農法です。
「いちから古民家」は菌ちゃん農法で育てた、自然たっぷりの野菜を提供していきます。

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