3泊4日の京都、四国の旅路を終え、自宅に着いたのは夜21時過ぎだった。
高知から600km離れた自宅までの道のりは、ほぼ移動だけの1日。
さすがに疲労が体にずっしりとのしかかってくる。
しかし、孫は自分が知っている歌を独唱しながら、車内で楽しく過ごしていた。
こんな小さな子を連れての強行移動は本来なら避けたいところだが、孫も知らないうちに鍛えられているようだ。
長距離を連れていけたのは大きな収穫だ。
自宅でゆっくり畑作業でもしているほうが気が楽だ。
ただひたすら移動時間が長かった旅を終え、とりあえず無事に戻ってこれて本当に良かった。
肉食から畑の恵みへ
自分たちも意外と体力があるなと思うのは、翌朝、いつもの通りにシャキッと起きて活動を開始したことだ。
道中、肉系ばかりを求めていた体は、自宅に戻ると一変。無性に新鮮な野菜をたっぷりと食べたくなる。
早速、妻と畑へ向かい野菜の収穫に取り掛かる。

小松菜、大根、プチトマト、ローマトマト、ナス、そして卵も収穫、、、

そして大きな白菜を収穫た。
帰宅直後のサプライズ
さあ、新鮮な野菜で朝ごはんを作ろうかというタイミングで、一本の電話が鳴った。

「こんな朝早くからなんだろう」
と思いながら出てみると
「昨日息子が身延の方で鹿を仕留めてきたんだ。大きめの鹿肉は他の人は欲しがらないんだけど」
という話だ。

もちろん「欲しいです!」と即答し、すぐに受け取りに伺った。
こちらからの手土産は、採れたての卵と大きな白菜だ。

ご近所とは物々交換を行うことが多いが、こういうやり取りは本当に楽しい。
帰宅した翌日に、鹿のジビエ肉が手に入るなんて、こんな嬉しいことはないだろう。

11月〜3月は狩猟が解禁されるシーズン、今年も何度かジビエ肉が手に入りそうだ。
今度はイノシシ、もしかしたら熊肉も食べられるかもしれない。

冬の田舎暮らしならではの、最高の楽しみがまた一つ増えた。
菌ちゃん農法で作っている野菜
「いちから古民家」は自然農法的な菌ちゃん農法で作っています。
収穫した野菜は安心・安全の無農薬、化学肥料などを使用していません。
菌ちゃん農法は、自然の仕組みを利用した農法で、糸状菌を増やして育てる農法です。
高畝を作るのですが、畝の中には選定した木、竹、籾殻などを埋め、畝の上には枯れ葉、草刈りした時の乾燥した草を畝の上に置いてマルチをかけます。

こうすることにより、野菜を育てる三大栄養素が自然に作られるのです。
野菜の三大栄養素は、窒素、リン酸、カリウムです。
埋めた木や竹に糸状菌が発生し増えていきます。
糸状菌は、植物と共生して土壌からリン酸を吸収し植物に供給します。
糸状菌と窒素固定菌は、一般的に共生関係にあり、窒素固定菌は空気中の窒素を植物が利用できる形に変換し、糸状菌はこれと共生して窒素分を植物に供給していきます。
刈った雑草や枯れ葉には沢山のカリウムが含まれていますので、畝の上に置くことにより菌に食べられてカリウムが土に沢山含まれていきます。
この自然の仕組みを利用することにより、窒素、リン酸、カリウムが出来ますので、肥料が必要無くなるのです。
暫定した木、枯れ葉、雑草などは今まではゴミとして焼却したりしていたのですが、これらは全て野菜作りのお宝になったということです。


この仕組みで作った野菜は自然のエネルギーをたっぷりと吸収していますので、虫に食われにくい、甘みが増す、野菜本来のエネルギーが高い野菜となります。
肥料は高騰しているし、化学肥料を使用するとそのときは野菜が成長しやすいけれど土は劣化していってしまう、化学肥料を使用すると虫がよってきやすくなるので農薬を使用する、野菜に必要な菌も死滅しさらに土が劣化していくという負のスパイラルになっていくのが現代の農業です。
菌ちゃん農法で土が生き返り、ふかふかの土へと変わっていくので、マルチが必要なくなっていくようです。
山の土がふかふかなのは、自然のリサイクルと菌によって作られた土、菌ちゃん農法は山の土を目指している農法です。
「いちから古民家」は菌ちゃん農法で育てた、自然たっぷりの野菜を提供していきます。

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