四国へ旅行へ行った時にとっても広い場所があり、妻が用事を済ませている時に車の中で待つのも退屈だからオカリナの練習をしていた。

遠くには畑が見える広い風景で待つ時があった。

その後ろ側は人工湖があり山の中という感じだ。
こういう風景は自宅近くにもあるので、珍しくはなくなったが癒やされることには違いない。
妻が戻って来るまでの間に、オカリナの練習をしようと何曲か吹いていた。
広い場所でオカリナを吹くのはとっても気持ちがいいね。
楽譜を見なくても演奏できる曲が増えてきたので、どこでも気楽に吹けるようになった。
オカリナは中古を購入したので、最近は高温がかすれ気味になってきているのが気になるが、オカリナの中の湿度が高くなるとかすれやすくなっているようだ。
オカリナは古くなると吹き口にカビや歯石のような物が発生し、スッキリとした音がでづらくなるようだ。
一度洗って乾燥させてみようかなとも思うが、新しいオカリナがほしいなぁと思い始めている。
オカリナを吹いていたら遠くの畑で作業していた人が、こちらの方を向いたので聞こえていたのだろう。
違う場所でも吹いていたことがあったが、演奏が終わった時に後ろ側で拍手する音が聞こえた。
なんと傍聴者がいたのだが、全然気づかなかった。
オカリナを初めた切っ掛けは車に乗っていた時に聞いていたラジオで、オカリナ演奏者が出演していたのだが、とっても綺麗な音色で吹いていたのを聞いて「ぜひやりたい」と思った。
オカリナは手軽に持ち運びができ、カバンにいつもしまっておける。
手軽で便利なオカリナ、すぐに購入したけれど続けられるか分からなかったのでプラスチックにオカリナを2本購入した。
1本は妻用だ。
当時はカフェを経営していたので、お客さんが来ない暇な時にオカリナを吹いて練習していた。
妻は最初は付き合って演奏していたけれど、そのうち飽きてしまったのだろう、止めてしまった。
その後もオカリナを練習しながら、次は陶器のオカリナを購入した。
高価ではないオカリナなのでそれなりの音が出るが、高音がかすれたり低温が出づらかったりする。
今度は中古の人気のあるオカリナを購入した。
アルトC管のオカリナなので少し低音な感じだけれど、低音も高音も音が出る。
それで練習しながらオカリナが少しずつ上達していった。
当時の自宅はマンションだったので自宅では吹けず、店舗で暇な時にオカリナを吹くという感じ、いろいろなことがあったのでオカリナはあまり吹かなくなっていった。
そして店舗を閉店して1人で移住した。
広い家で1人で生活、移住してから4ヶ月は働きもしないで畑作業をおこなっていたけれど、1日中やっているわけにも行かない、時間はたっぷりあるのでオカリナを吹き始めた。
エアロフォンという楽器もあるので、オカリナとエアロフォンを交互に吹いていた。
隣近所は100mぐらい離れているので、夜でも気軽に演奏できたということもあって上達が早くなった。
何度も演奏していると曲もだんだんと覚えていく。
オカリナを初めてから6年以上経っただろう。
ある程度上達するともっと上達したくなるのが心理、いいオカリナを購入したいと思う気持ちがあるが、以前と違って即決して購入するという物欲が無くなってしまった。
別にオカリナがなくても生きていけるし、もっとやるべきことがあると思うと気持ちが前に進まない。
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